ボディ・シグナルへの介入

◆ボディ・シグナルのピックアップ

 

さて、

ゲシュタルト療法では、

心身一元的・全体論な人間理解というものを、

そのまま、具体的なセラピーの技法として活かします。

 

これが実際、

強力な介入技法であり、

治癒や統合効果に、

つながるからです。

 

そのため、

ゲシュタルト療法は、

セッション(ワーク)の中で、

このような、

クライアントの方の心身の不一致を、

敏感にとらえようとします。

そこに、

介入の糸口があるからです。

 

セッション(ワーク)の中でも、

クライアントの方の、

「話している内容(コンテンツ)」よりも、

「話している状態(プロセス)」に、

注目します。

 

クライアントの方は、通常、

自分の話の内容(コンテンツ)に、

同一化し、夢中になっていますが、

そんな時にこそ、

無意識が、

「他の自我」が、

身体の表現を通して、

表現されてくるのです。

「言葉と一致していない」表現にこそ、

大きなヒントがあります。

 

たとえば、

ゲシュタルト療法のセッションでは、

クライアントの方の、

「身振り手振り」や、

「身体の動き」を、

しばしば、ピックアップして、

指摘します。

 

「手を、こう動かしてますね」

「その手の動きを、大きくするとどんな感じがしますか」

その手の動きを、よく感じてみて下さい」

「その手は、何と言っていますか」

 

「今、体が、揺れているのに気づいてますか」

「気づくと、どんな感じがしますか」

「その体の揺れは、何をしているのでしょう」

 

自然に表れる、

ボディ・シグナル(からだの信号)や身体運動は、

「無意識」や、

「他の自我」に至る、

王道です。

 

ゲシュタルト療法では、

この身体のチャンネルと、

そこに表れる多様な自我を、

特に重視し、

クライアントの方が、

心身の統合生み出す、

有効な糸口として、

様々な介入(コンタクトする)技法を、

発展させているのです。

 

 

 

 

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