【イントロ】心理的変容の技法 見取り図

創造力・能力開発技法としての体験的心理療法(セラピー)

 

現代日本では、

あまり知られていない面もあるので、

ここでは、
当スペースで、取り扱っている、
ゲシュタルト療法(体験的心理療法)や、
心理的変容の見取り図について、
解説しています。

上に図がありますが、
これは、心の大まかな構造モデルと、
それぞれの心の部分を対象とした方法論を、
イメージとして置いたものです。

全体の構図としては、
深層心理学などでいう、
意識、無意識の構造が、
上下に、配置されています。

また、これと、
(厳密に対照するわけではありませんが、喩えとして)
心の相対的な安定性を、
上下のタテ軸としておいています。


◆各種の方法論

心のモデルの上に、
方法論の名称が書かれています。


①コーチング (NLP)

コーチングは、
普通に健康な人の、
意識的な側面に、働きかける方法論であり、
クライアントの方の、

「本当にやりたいこと」を軸に、

「願望達成」「目標達成」などを、
サポートする方法論です。
その人の動機を高め、

意欲を促進し、
成果や願望の具現化に焦点化し、
方向づけていくような、
方法論となります。

また、
NLP(神経言語プログラミング)も、
心理療法に、その由来を、
持つ方法論ではありますが、
その効力の多くは、
比較的軽度な、知覚操作であり、
コーチング的な主旨や範囲内で、
応用的に活用していくのが、
通例となっています。


当スペースでは、

NLPのそもそもの由来である、

心理療法や変性意識状態(ASC)と、
ミックスして、

アレンジして使用することで、
より効果的な活用を、
拡充的に行なっていきます。


②精神医学

症状の重い人を対象としており、
症状の抑制や、安定化を、
目的としています。
意識的に、コントロールできる領域が、
比較的少ないという意味合いで、
図の下の方に、位置づけましたが、
まったく「無意識」の領域である、
という意味合いではありません。

 
③(体験的)心理療法

心理療法は、
幅の広い範囲を持ちます。
心の「少し調子の悪くなった人」の、
サポートという側面から、
心の「病い」の治療という側面まで、
幅をもったアプローチとなっています。
(この不調と病の違い自体、
曖昧で、相対的なものですが)

また、心理療法は、
各流派によって、
重視(焦点化)する心の部分に違いがあるのと同時に、
心のプログラムを修正するための、
何がしかの具体的な技法を持っています。
「意識」と「無意識(身体)」の両方に、
働きかける方法論となっているのです。

図では、
円の大きさが、
意識よりも、上層部(Aゾーン)まで、
広がっています。

これは、特に、
体験的心理療法の実践の中では、
そのような、
日常意識を超えた領域にまで、
影響が及んでいくことを、
表しています。

 

 

④変性意識状態(ASC)

 

図の一番外側にまで、

大きな円として、

変性意識状態(ASC)が、

広がっています。

これ自体は、

私たちの意識の、

本来持っている自然な機能であり、

可能性です。

 

また、

変性意識状態(ASC)自体は、

意識の様態を指す概念であり、

心理療法の方法論ではありませんが、

心理療法の中で、

ごく自然に現れて来る、

基盤的な、意識状態となっています。

また、特に良し悪しの価値を持ちません。

それ自体は、ただの状態です。

 

しかしながら、

変性意識状態(ASC)は、

心理療法の技法や、

その他の気づきの技法と、

意図的に合わせて使うことで、

潜在能力と治癒力を活性化し、

私たちの能力を、

大きく拡大していきます。

 

そのため、

心をあつかう方法論の背後に、

自分の潜在能力と、変性意識状態(ASC)が、

あることを理解し、

信頼を置いておくことは、

アプローチに際して、

とても有効なことでもあるのです。

 

 

⑤気づきの技法

 

そして、左に、上下の矢印がありますが、

これら広範囲な心の諸領域を、

横断しつつ、自在に行き来できるのが、

私たちの〈気づきawareness〉の力なのです。

 

この〈気づき〉の一点を洩もらすとなく、

心の諸々に取り組むことにより、

私たちは、

心理的な統合と、

拡張的な意識を、

手に入れることができるのです。

 

そして、

この〈気づき〉の力の、

原理的な意味合いは、

禅や各種の瞑想技法と、

同じものであるのです。

つまり、これ自体は、

とても普遍的な原理なのです。

 

この〈気づき〉の力と、

変性意識状態(ASC)とを、

原理として、

組み合わせて活用するのが、

当スペースの特色でもあります。

 

 

……

 

さて、当スペースは、

ゲシュタルト療法や

体験的心理療法をベースにして、

コーチングやNLPを、

構成的に使っていきますので、

上の図のような、

心の広い領域を、

カバーすることとなります。

 

特に、変性意識状態(ASC)を、

意識したアプローチを持ち、

心の潜在能力や、

心の高位の要素(X意識状態等)をも、

フォローしていくことができます。

(図のAゾーンの領域)

 

また、それらの能力を組織化して、

現実的なアウトプット(成果)を出すことを、

重視していきます。

 

このことが、

クライアントの方の、

心の統合を深めることともに、

卓越した創造性を開発する方法と、

なっている理由でもあるのです。

 

 

※当スペースの、

気づきや変性意識状態(ASC)を含めた、

より総合的な方法論については、拙著↓

入門ガイド、

『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』

および、

『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』

をご覧下さい。

 

 

 

↓動画「ゲシュタルト療法と、生きる力の増大」

 

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※多様な変性意識状態についてはコチラ

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