変性意識状態(ASC)という言葉については、
日本でも、比較的、
知られるようになってきたようです。
ネットでも、
取り上げているサイトも、
以前よりは、
増えて来たようです。
しかしながら、
自分の多くの実体験を通して、
本当の変性意識状態(ASC)を、
深く理解している人や操作している人の記述は、
ほとんど見当たりません。
多くは、
噂話でしかない、
ボンヤリとした曖昧な記述に、
とどまっています。
リアリティがないわけです。
そのため、
ただでさえ日本は、
諸外国に較べて、
この手の情報が貧しいのに、
これでは、
変性意識状態(ASC)の、
本当の意義深さが伝わらないのでは、
懸念するばかりです。
30~40年くらい前に、
トランスパーソナル心理学関係の本が、
流通していた時代は、
もう少し実感的な変性意識状態(ASC)が、
語られていたものでした。
ところで、
本当に意味深い変性意識状態の次元は、
ワンダーランドです。
そこでは、
私たちが迷信的に信じ込んでいる、
時空の観念は、
霧のように、
吹き消されていきます。
私たちは、
リアリティを再定義しなければ、
ならなくなります。
そこには、
広大な、眩いばかりの、
光明の世界も存在しています。
私たちの人生には、
隠された意味があることが、
予感されるのです。
そして、また、
錬磨され、研ぎ澄まされた、
変性意識状態(ASC)は、
大袈裟にいえば、
一種の「透視力」状態ともなります。
そして、
変性意識状態(ASC)のエッセンスを、
普段の日常意識の中で活かしていく、
スキルを高めていくと、
それは千里眼のように、
物事の多様な深層を、
透視する能力ともなってくるのです。
意識を拡大させる能力といっても、
いいかもしれません。
そのような感覚が、
変性意識状態(ASC)を磨いていくと、
生まれてくるわけです。
ゲシュタルト・コーチングでは、
変性意識状態(ASC)の扱い方を、
意図的に鍛えていくことで、
私たちの人生に、
まったく新しい可能性と視力(透視力)を、
もたらしていくことを、
目的としているのです。
それは、
私たちの創造的アウトプットにとって、
決定的に重要な意味を持つものであるのです。