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2019年 12月14日(土)

18:30~

 

無料セミナー

『ゲシュタルト療法&変性意識活用法入門

 ―囚われと苦痛をなくし、本来の創造力を解き放つ方法』

を開催いたします。 

 

ゲシュタルト療法の基本的な方法論、

心の構造・仕組みの見方、

心理療法を拡充し、自由度を高める、

変性意識状態(ASC)等について、

さまざまにご説明いたします。

 

 【内容】

・ゲシュタルト療法とは

・心の構造とゲシュタルト療法の見方

・心の葛藤(自信・自己肯定感のなさ、罪悪感等)と創造力

・変性意識状態(ASC)の構造とその機能

・セッションの実際

 (その他)

 

場所は都内となります。

 

ご興味の方は、

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変性意識状態(ASC)とは 【基礎編】

【目次】

◆はじめに

◆「潜在意識」「無意識」という胡散臭さ

◆心理療法と変性意識状態(ASC)

◆変性意識状態(ASC)とはⅠ 入り方

◆変性意識状態(ASC)とはⅡ 意識のチューニング

◆変性意識状態(ASC)の治癒効果

変性意識のもたらす変容と、人生で活かす方法

◆関連記事

はじめに

人間が持つ広大な潜在能力の開発や、

心理療法における、
心理プログラムの改善、治癒作用など、
心の構造や能力を理解するのに際して、
「変性意識状態(ASC)」という、
とても有効な概念があります。

変性意識状態(Altered state of consciousness)とは、
1960年代に、カリフォルニア大学の
心理学者チャールズ・タート博士により、
有名になった意識状態の定義ですが、
通常の、日常意識以外の、
さまざまな意識状態を指した総称です。

日常意識以外の各種の意識状態、
瞑想状態、催眠状態、トランス状態、夢、
向精神性薬物(ドラッグ)による、

サイケデリック(意識拡張)状態、

神秘体験などです。
広くは、体外離脱体験(OBE)、

「ゾーンZONE」として知られる、
フロー体験(flow experience)なども、
これに含まれると、

考えてもよいかもしれません。

 

基本的には、

良いものでも悪いものでもない、

価値中立的な状態です。

 

しかし、

この変性意識状態(ASC)のあつかいに慣れ、
通常の日常意識と変性意識との間に、
情報的なつながりや、

交流を持てるようになると、
私たちの世界や能力というものは、
ずっと広がりを持った、

大きなものに変わっていきます。

人生や世界が、ずっと幅を持った、

豊かなものに変化していくのです。

 

この人生に、ある意味、

「魔法」が、本当に存在することに、

気づくようにもなるのです、


ところで、かつて、
アメリカの哲学者ウィリアム・ジェイムズは、
著作『宗教的体験の諸相』の、
よく引かれる文章の中で、
以下のように記しました。

「…それは、私たちが

合理的意識と呼んでいる意識、
つまり私たちの正常な、

目ざめている時の意識というものは、
意識の一特殊型にすぎないのであって、
この意識のまわりをぐるっととりまき、
きわめて薄い膜でそれと隔てられて、
それとまったく違った
潜在的ないろいろな形態の意識がある、
という結論である。
私たちはこのような形態の意識が
存在することに気づかずに

生涯を送ることもあろう。
しかし必要な刺激を与えると、
一瞬にしてそういう形態の意識が
まったく完全な姿で現れてくる。
それは恐らくはどこかに、

その適用と適応の場をもつ
明確な型の心的状態なのである。
この普通とは別の形の意識を、

まったく無視するような
宇宙全体の説明は、

終局的なものではありえない。
問題は、そのような意識形態を

どうして観察するかである。
―というのは、それは正常意識とは
全然つながりがないからである。
(中略)
いずれにしても、そのような意識形態は
私たちの実在観が性急に

結論を出すことを禁ずるのである」
(桝田啓三郎訳『宗教的体験の諸相』岩波書店)

さまざまな心の研究とともに、

彼自身の変性意識体験より、

導かれた結論のようですが、

変性意識状態について考える際に、
ひとつの参考となる観点です。

以下では、この変性意識状態が、
どのような特徴や構造を持つものなのか、
また、どのように、

私たちの生活の役に立つのかについて、
検討してみたいと思います。

 

 

◆「潜在意識」「無意識」という胡散臭さ

まず、変性意識状態(ASC)は、
「潜在意識」や「無意識」

呼ばれるものを、
実際に探求・体験するに際して、

有効な働きを示します。

ところで、

世間でよくいわれるように、

「潜在意識」や「無意識」が重要であると、
他の人から聞いても、

「そうかもしれないけど…」

とは思うものの、

どこか胡散臭い気がします。

 

確証のとれないことについて、

話を盛って語られているように、

思われるからです。
私たちには、実感として、

潜在意識などが、

よくわからないところがあるからです。

これは、正しい反応だといえます。

 

そして、実際のところ、

潜在意識や無意識の重要性について、

話だけ聞いても、
意味が無いことでもあるのです。

「潜在意識」や「無意識」は、
実際に、自分の感覚として、

それらとつながりを持ち、

体験として知り得ることで、
はじめて意味が、

出てくるものといえるからです。

さて、変性意識状態(ASC)とは、
そのような「潜在意識」「無意識」と、

日常意識をつなぐ領域として、
私たちに、

価値があるものといえるのです。

潜在意識などへの実感的な理解をもたらすものであるのです。

 

そしてまた、

潜在意識と交流したり、

働きかけたり、

操作する方法を、

得ていくことにもなるものです。

 

カジュアルに表現すると、

 変性意識状態(ASC)とは、

日常意識と潜在意識とが、

部分的に融合した状態ともいえます。

 

そのため、

このような使用目的で、

変性意識状態(ASC)は、とても、
実際的な価値を持つものであるのです。

 

 

◆心理療法と変性意識状態(ASC)

まずは、身近で、

実利が得られるところである、

心理療法(心理学)における、
変性意識状態(ASC)の効果(有効性)を、

考えてみましょう。

ところで、心理療法とは、

心の悩みや苦しみなど、
不調和をきたした心理的プログラムを、
再プログラミング(プログラム修正)することを、
目的としたものです。
ところで、
この再プログラミングをするに際して、
程度の大小はありますが、
日常意識ではない、
この「潜在意識」「無意識」に

アクセスすることが、
必要となります。


というのも、
私たちのこの「日常意識」そのものは、
既存の深層プログラムによって、
作られた表象機能(表象形態)であり、
その日常意識からでは、
当然ながら、
自分自身を生み出している、

基盤的なプログラム自体を、
書き換えることはできないからです。

 

日常意識ではない、

別の経路(迂回したシステム回路)から、
自己の基盤本体に、アクセス介入して、
プログラム修正することが、
必要となるわけだからです。
その際に、
この変性意識状態(ASC)というものが、
有効に利用できるわけなのです。

 

催眠療法などを、

イメージすると、

分かりやすいと思われます。

 

催眠療法のアプローチというものは、

人間(クライアント)の、

意識面に働きかけるのではなく、

意識面を回避(迂回)して、

直接、潜在意識(無意識)に働きかけることで、

人間(クライアント)の心のプログラムを、

修正しようとするものだからです。

 

また、

心理療法のアプローチ的に、

とても有効である面というと、

通常、心の問題で悩まれている方は、

日常意識の自意識、

苦痛にみちた感情や自意識が、

日常生活の中で、

反復されることで、

固定化(硬化)してしまっているものです。

 

そのため、罠にかかったように、

身動きができなくなって、

しまっているわけです。

自分の苦痛や自意識が、

絶対的なものに感じられて、

囚われてしまっているわけです。

 

ところが、

変性意識状態(ASC)に入ると、

意識がゆるみ、拡張し、

自分の苦痛や自意識が、

少し相対化されて、

対応可能なものに感じられてきます。

 

苦痛が減じて、

自分の感情や自意識が

あつかいやすいものに、

少し変化するのです。

 

そのため、

より楽に、自分の心に、

アプローチすることが、

できるようになるのです。

 

セッションにおいては、

これが、一番、

効果的に現れる面といえるかもしれません。

 

その結果、

よりスムーズに、

心の深層に触れ、

心理的な治癒と統合を、

進めていくことが、

できるのです。

 

ところで、

変性意識状態(ASC)ですが、

実際のところ、
私たちは、この変性意識状態そのものには、
とても簡単に入れるものなのです。

しかしながら、
その状態において、
自分たちの望むような形で、
任意のプログラム改修(変更)を操作することは、
なかなか簡単には行なえないのです。

それは、人間生体の運営上、
セキュリティの問題(危険)がありますので、
セキュリティ・システムが、
きっちり設けられているからです。
そのために、私たちは、
自分の心でさえ、簡単(勝手)には、
プログラム修正できないわけなのです。

また、それを行なうには、
セキュリティ・システムをかいくぐる、
ある種の、丁寧なスキルや、

心理システムに対する理解が、

必要となってくるわけです。

そのため、セッションの中で、
軽度な変性意識状態に移行する、
ゲシュタルト療法(体験的心理療法)は、
そのようなスキルや理解を磨く、
機会となっていくものでもあるのです。

 

 

変性意識状態(ASC)とはⅠ 入り方


さて、変性意識には、
色々な状態があります。
しかし、それら自体(単体で)は、
なんら特別なものではありません。

 

私たちの日常意識との対比の中で、
変性意識状態は、
その特異な性格を、

位置づけらけるものなのです。

ところで、

変性意識状態は、
日常意識からの距離によって、
軽いものから、極端なものまで、
多様なスペクトルをもっています。

日常生活の中でも、
私たちの意識は、ふと緩んだ時に、
軽度な変性意識状態に入っていきます。

ちょっとボーとしている時。
何かに没頭している時。
さまざまな機会に、
私たちはするりと、
変性意識の状態に、移行しているのです。

また、
人間関係(関係性、relationship)の中では、
人は、容易に、
無意識の力に惹きこまれて、
軽度な変性意識の状態に移行します。

恋愛や性愛関係、家族関係、
組織内における関係性など、
集合的(集団的)な無意識が、
活性化しやすいところでは、
人は、容易に、
憑依されるように、
変性意識状態に巻き込まれていきます。

意識のフレーム(枠)自体は、

カメラのフレームのように、

(無色透明なものなので)
滑らかに変性意識に移行するので、
変性意識状態に入っていても、
それと気づかれない場合が多いのです。
主観的には、
ふと気づきを得るまで、
私たちは、

ほとんど差異を感じないのです。

そのような変性意識状態に移行する中で、
時により、あまり気づかずに、
私たちは、より冴えた直観力を働かせ、
優れた創造力を発揮したりもしているのです。
また、悪い場合は、
犯罪をおかしたりもしているのです。

のため、気づきawarenessをもって、

変性意識状態をあつかえることが、

とても重要になって来るわけなのです。

また、意図的に、

変性意識に入る方法としては、
伝統的には、

各種の瞑想技法や儀式的トランス、
向精神薬物の使用などが知られています。

心理療法においては、
セッションの過程の、

くつろいだリラックス感や、
内的な感覚集中を通して、
ごく自然に、変性意識状態に入っていきます。
その変性意識状態の中で、
日常意識では、
アクセスできなかった、

深層の情報にアクセスして、
そのプログラムを

書き換えていくこととなるのです。

それは、
変性意識状態(ASC)の中においては、
日常意識とは違った形で、
多様なエネルギー、情動、情報の流動性が、
高まってくるからです。
(それに気づくことawarenessが

できるからです)
そして、
そのような状態(情報-実在空間)の中で、
通常とは違う方法で、
微妙な情報の操作やコントロールが、
可能となってくるからです。

そのため、
意図的に、

変性意識状態に入るスキルや、
その中で、

情報を操作する腕を磨いておくことは、
心理療法的な治癒や、
人間の潜在能力・創造力を

拡大するためにも、
とても有効なこととなっているのです。

また、逆にいうと、
心理療法のスキルに習熟することは、
これらの能力、

つまり、意識の拡大、創造力、潜在能力の解放を、
高めていくことにもつながるのです。

そして、この点こそが、
近代的な心理療法と、
伝統的なシャーマニズムの、
類似点ともなっているのです。

 

変性意識状態(ASC)とはⅡ 意識のチューニング

また、変性意識状態には、
さきのジェイムズの文章にもあったような、
私たちの日常意識から、
大きく逸脱した、
未知の変性意識状態もあります。

そのイメージは、喩えると、
ラジオのチューニング(同調)のようなものです。

 

私たちのラジオ(意識)は、
たとえば、通常、

NHK放送にチューニングが合っており、
その放送を聞いており、

それだけが、
現実(世界)だと思っています。
この例では、

NHK放送が、日常意識であり、
その放送番組が、日常現実です。

それが、何かの拍子で、

ラジオのツマミが動かされて、
別の放送局(変性意識状態)に

チューニングが合い、
別の放送番組(現実)が、

聞こえてきたりします。

人類学者カルロス・カスタネダの著作の中に
「集合点」と呼ばれる、
知覚情報を編成するポイント(結節点)が
言及されています。
集合点が動くと、私たちは、

「日常的な私たち」自身であることを失い、
その現実も溶解して、

まったく別物に変化していくのです。
カスタネダのいう、集合点が、
厳密に、何を意味しているのかは分かりませんが、
比喩的にも、実践的にも、

そのイメージは大変ヒントになるものです。

 

たとえば、宗教的な修行や、

体験的心理療法を、

強力に推し進めると、まれに、

そのように、

「集合点」 が動いたかのような、

強烈な変性意識状態、

別種のリアリティ体験を、

することがあります。

それは、私たちを、

未知の体験領域-空間に、

投げ込むことになります。

(心身に混乱をきたすケースさえあります)

 

アメリカにおいては、体験的心理療法や、

薬物使用の、

サイケデリック〔意識拡張〕研究盛んなため、

スタンフォード大学にいた、

精神科医のスタニスラフ・グロフ博士は、

そのような、

さまざまな変性意識体験の、

事例、体験領域-空間を、

さまざまに研究報告しています。

また、その状態をあつかう、

サポート・システムについても、

記したり、支援活動を行なっているのです。

(※実際のサイケデリック〔意識拡張〕体験とは何か↓

LSD研究の権威グロフ博士のLSD体験と時代背景

インタビュー動画↓)

http://hive.ntticc.or.jp/contents/interview/grof

 

 

◆変性意識状態(ASC)の治癒効果

 

そしてまた、

興味深いことのひとつは、

このような変性意識状態の体験自体が、

ある種の深い統合(治癒)効果を、

持っているということなのです。

 

変性意識状態(ASC)が、

人の深層的プロセスを活性化し、

深い潜在(治癒)能力を引き出し、

人間の心身を、不可逆的に、

変容・刷新してしまうという点なのです。

 

それはおそらく、

変性意識状態(ASC)というものが、

私たちが普段固着している、

日常意識(下位)レベルの、

心理的システム(自我状態)を超えて、

より高い階層の潜在意識や、

心理的統合システム、つまり、

トランスパーソナル(超個的)なレベルに、

私たちを接続させるためであるからと、

考えられるのです。

ブリージング・セラピー(呼吸法)の事例

映画『攻殻機動隊』ゴーストGhostの変性意識

「聖霊」の階層、あるいはメタ・プログラマー ジョン・C・リリーの冒険から

 

そのため、

この変性意識状態(ASC)を、

きちんとあつかう方法論を組み立て、

使いこなすスキルを磨くことは、

私たちにとって、

計り知れない益となることと、

いえるのです。

 

 

変性意識のもたらす変容と、人生で活かす方法

 

さて、

拙著『砂絵Ⅰ』の中にも、

その事例を書きましたが、

筆者自身、心の取り組みを進める中で、

さまざまな変性意識状態(ASC)を、

体験してきました。

 

そして、

それらの経験を繰り返して、

わかったことは、

変性意識状態(ASC)が、

私たちにもたらす、

変容作用や、治癒作用、

意識拡張作用は、

(場合によっては)

たった一回の体験でさえ、

私たちの人生を一変させてしまう力を、

持っているという点でした。

 

心身の基底的なプログラムが、

本当に書き換わってしまうわけです。

 

さきに触れた、S.グロフ博士は、

強度な変性意識を体験した、

多くの人々の証言を集めた結果から、

その世界の見え方の変化を、

「あたかも、

白黒テレビから、カラーテレビに、

変わるかのようだ」

と表現しています。

 

また、変性意識状態(ASC)は、

軽度のものでも、

確実に、不可逆的に、

私たちに、

変容をもたらしてしまうものです。

 

これら多くの観察を踏まえると、

変性意識状態(ASC)というものは、

私たちを、

変容させ、刷新する、

自然が本来持っている潜在意識、

「自律的・治癒的・創造的能力」であると、

いえるのです。

 

そして、

(経験上、さらに言いることは)

一番重要な要点は、

そのような、

変性意識状態(ASC)と、

普段の日常生活の間に、

きちんとした、

「心理的な連携や統合、

往還(行き帰り)の通路を、

つくっていく」

ということなのです

 

また、

その必要がある、

ということでもあるのです。

 

そうしないと、

変性意識状態(ASC)は、

単なる奇妙なエピソードということで、

私たちの人生の中で、

心理的に解離を引き起こし、

かえって私たちに、分裂を、

もたらすものでもあるのです。

 

私たちの人生を豊かにする、

創造的パワーには、

ならないのです。

 

拙著 『砂絵Ⅰ』の中では、

そのような、日常生活と変性意識との、

行き帰り(往還)の方法を、

「行きて帰りし旅」という言葉で、

公式化しました。

これがとても重要な点であるからです。

 

そのような、

連携の取り組み(スキル)によってこそ、

変性意識状態(ASC)の特異な力を、

日常生活の中で、

価値ある創造的な体験に変えることが、

できるのです。

 

そして、また、

変性意識状態をあつかうスキルを、

潜在能力や創造力を引き出し、

活用するためのスキルとして、

実践面・方法論面でも重視し、

多くの方々に、

おすすめしているのです。

 

多くの人々が、

変性意識状態(ASC)の秘められた力を、

ご自分でうまくあつかえたり、

活かせるようになることを目指して、

スキル習得のプログラムを、

進めているわけなのです。

 

そのことが、

人々が、自分自身で、

自己の創造力を無尽蔵に引き出す、

真の魔法、

「マスター・キー」になると、

考えているからなのです。

 

 

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