【PART2 Standard】気づきと変性意識の技法 基礎編

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◆気づきと変性意識の技法

 

当スペースでは、

私たちの心の働きを拡大する、

基本的な原理として、

「気づきawareness」「変性意識状態(ASC)」

という、二大原理を置いています。

 

気づきawarenessとは、

自分の「型=パターン」で対象をとらえる、

通常の思考や認識ではありません。

自己の体験の全体を、

メタ(上位)レベルから、

一挙に瞬時にとらえる作用が、

気づきの作用です。

 

気づきawarenessとは、

通常の日常意識や注意力よりも、

少し高い(上位、メタ)レベルにある、

心的機能なのです。

いわゆる、

「マインドフルネス」が働く領域です。

 

そのため、

この気づき awareness (マインドフルネス)の状態を、

自分の中に、育ていくことで、

私たちは、自分の心のさまざまな部分や、

深い部分につながっていくことが、

できるのです。

 

そして、その結果として、

私たちは、自分の行動を、

意識的・選択的にとっていける、

より統合された存在に、

なっていくことができるのです。

 

このことは、最近、日本でも、

「マインドフルネス」という言葉が、

世間でも、認知されるようになってきて、

その内実が、理解されはじめてきました。

 

 

◆前提 生きる意欲と創造力の発現

 

また、当スペースでは、

(ゲシュタルト療法の核心としても、

存在していた)

人間の〈生きる意欲〉と〈願い〉、

〈創造力〉について、

これをより活性化することを、

指向しています。

 

そこに焦点化するだけでも、

私たちの本能的な創造力は、

自然に活性化され、

無類の力を覚醒させるもので、

あるからです。

 

そこでは、

コーチング的に、

「本当にやりたいこと」や、

「本当の願い」について、

フォーカスし、

かつゲシュタルト的に、

真の欲望を引き出すことが、

大きく功を奏する面といえます。

 

そのことで、

私たちは、自己の能力を高める、

深い原動力を、

手にすることができるからです。

 

 

◆心の流動化と組織化の原理

 

また、当スペースでは、

心理療法などにおける心の統合過程や、

物事の創造的過程に見られる、

情報とエネルギーの原理的な働きを、

「流動化」「組織化」「焦点化」という、

角度から整理しています。

 

これらの、

原理的な働きの組み合わせから、

さまざまな情報とエネルギーを、

再構成して、考えることができるからです。

 

例えば、実際、

ゲシュタルト的な探求を、

充分にこなしていくと、

私たちは、心のとらわれをなくし、

心が、いわば「流動化」したような、

状態となります。

 

これは何を意味しているのかというと、

通常、私たちは、

人生を生きてくる中で、

さまざまな信念体系や考え方、

感覚や知覚の硬化をつくり出してきていて、

凝り固まった、

「固定化・固形化」したような存在に、

なってしまっているというわけなのです。

 

それが、

ゲシュタルト的アプローチで、

考え方から、感覚、感情、肉体の全体まで、

エネルギーをほぐしていくと、

それら固形化していたものが、

溶け出していくということが、

起きるからなのです。

 

それは、弛緩した、自由で楽な状態です。

霊感が滾々と湧いてくるような、

流れるような、

解放の素晴らしい状態です。

 

しかし、それだけでは、

残念ながら、片手落ちなのです

 

人生で、大きな成果や、

独創的なアウトプットを、

創り出していくことはできないのです。

 

自分を「流動化」し、

とらわれをなくし、

自由となった情報やエネルギーをもとに、

それらを再び、

新しい形に「組織化」したり、

目標に向けて「焦点化」することが、

人生に、現実的なレベルで、

素晴らしい結果(成果)を、

生み出すことにつながるのです。

次のレベルでの自由を、

もたらしていくことになるのです。

 

当スペースでは、

ゲシュタル・アプローチの実践を、

ベースにした上で、

変性意識状態(ASC)やコーチングその他の、

さまざまな知見や方法論をミックスすることで、

私たちが、

普段、経験している既成の体験領域よりも、

一段階、自由で、

高められた創造力状態に、

私たちの能力や意識を、

移行させていくことを、

おこなっていきます。

 

その高能力化した状態stateを、

意識拡大した状態を、

当スペースでは、

Standard(標準)の状態としています。

 

このようなガイドライン(視座)の設定が、

標準のマインドセットを再構成し、

私たちを、

より高い気づきと自由の状態に保つのです。

そしてまた、

より優れたアウトプット(成果物)を、

導くことにもなるのです。 

 

 


◆ベイトソンの学習理論から見た、心理療法の仕組みと利点

ここでは、

PART1 Basicゲシュタルト療法の、
効果の構造的理解として、

(ダブルバインド理論で有名な)
人類学者・思想家グレゴリー・ベイトソンの、

学習理論を参照にして、
少し確認をしてみたいと思います。

ベイトソンの学習理論とは、
一次学習(学習Ⅰ)、二次学習(学習Ⅱ)、三次学習(学習Ⅲ)と、
何かを学習する取り組みの中で、
直接的な学習(一次学習)に対して、
そのコンテクスト(文脈)についての学習も、
同時に、上位階層の学習として、

私たちの内部に、
発達していくという理論です。

 

例えば、子どもが、

漢字を覚えるときは、

最初は、一次学習です。

ひとつひとつ漢字を、

覚えていくわけです。

しかし、そのうち、子どもは、

「漢字の覚え方のコツ」をつかんできます。

それは、二次学習となります。

 

また、ひとつの外国語をマスターすると、
通常、第二外国語をマスターすることは、

容易くなります。

「外国語を学習する」こと自体(その文脈・コンテクスト)が、
コツとして学習されたからです。

 

私たちの内部で何かが、文脈化(構造化)され、

その文脈化(構造化)の方法自体が、

習得されたからです。

 

ある乗り物の運転を覚えると、
他のジャンルの乗り物の操縦も容易くなるのです。

通常、芸事や技芸に上達することは、

大体、このように推移します。

(守→破→離)


二次学習のレベルが上がると、

私たちの技芸は、

グッと次元を超えてよくなります。
上位階層の学習能力が育っていくと、
下位階層の学習力自体も、

的を得た、的確なものになり、
下位の能力を、

ハンドリングする能力自体も、

高まるようです。

行為を統御する感覚が、

より余裕をもった感じになります。

 

二次学習が育つことは、

大枠では良いことともいえるでしょう。

しかし、逆の面もあります。

二次学習が、

私たちの行動パターンを、

固定化させることもあるからです。


ところで、

興味深いのは、

ベイトソンは、精神医学的な研究から、
私たちの、通常の「心」も、習慣による、
そのような二次学習の結果であると、

洞察している点です。
そして、それを変化させるのが、
より上位レベルの三次学習(学習Ⅲ)であるという点です。

ベイトソンは、二次学習発生の由来が、おそらく、
問題解決に費やされる思考プロセスの経済性である、
と指摘したうえで、以下のように記します。

「『性格』と呼ばれる、

その人にしみ込んださまざまの前提は、
何の役に立つのかという問いに、
『それによって生のシークェンスの多くを、
いちいち抽象的・哲学的・美的・倫理的に分析する手間が省ける』
という答えを用意したわけである。
『これが優れた音楽がどうか知らないが、しかし私は好きだ』
という対処のしかたが、

性格の獲得によって可能になる、という考え方である。
これらの『身にしみついた』前提を引き出して問い直し、
変革を迫るのが学習Ⅲだといってよい」(前掲書)

「習慣の束縛から解放されるということが、
『自己』の根本的な組み変えを伴うのは確実である。
『私』とは、『性格』と呼ばれる諸特性の集体である。
『私』とは、コンテクストのなかでの行動のしかた、
また自分がそのなかで行動するコンテクストの捉え方、
形づけ方の『型』である。
要するに、『私』とは、

学習Ⅱの産物の寄せ集めである。
とすれば、Ⅲのレベルに到達し、
自分の行動のコンテクストが置かれた
より大きなコンテクストに対応しながら

行動する術を習得していくにつれて、
『自己』そのものに一種の虚しさirrelevanceが

漂い始めるのは必然だろう。
経験が括られる型を当てがう存在としての『自己』が、
そのようなものとしては

もはや『用』がなくなってくるのである」
(前掲書)

 

少し難しい表現ですが、

性格や「私」とは、

二次学習でしかないことが、

ここでは指摘されています。


実際、ここで、彼が指摘している事態が、
PART1 のゲシュタルト療法のところで見た、
エンプティ・チェアの技法などの効果の原理と、
重なっていることが、

それとなく見て取れると思います。

セッション(ワーク)の中においては、
軽度な変性意識状態(ASC)に入ることで、
私たちの中の、

習慣化したプログラム(二次学習)が、
ありありと浮かび上がって来ます。

 

それらプログラムは、

私たちの部分的な自我(複数の自我)なのですが、

元々は、人生の中で、

習得し、成長したもの(二次学習)といえます。

 

当初は、

生存のための戦略として、

適切だったプログラムが、

時間を経て、問題プログラムと、

なってしまったわけです。


セッションの中では、

三次学習的に、

それらのプログラムを修正することが、
行なわれていくというわけなのです。

 

それは、まさに、

固形化したプログラム(二次学習)が、

溶かされて、

「流動化」していくような、

事態であるわけなのです。

 

 

◆PART2 Standardの各方法論

 

PART2 Standardでは、

ゲシュタルト療法の基盤に、

かけ合わせることで、

「流動化」と「組織化」を、

バージョンアップしてくれる、

さまざまな方法論・知見について解説をしています。

 

PART2 Standardの部では、

以下の事柄を見ていき、

意識と能力を拡張するオプションとしていきます。

 

 

1.変性意識状態(ASC)とは

 

→変性意識状態(ASC)の中で、

 私たちは、通常の日常意識では得られない、

 さまざまな体験領域や情報、能力が得られます。

 

 また、豊かな創造過程が働きます。 

 この状態を、意識的に活用することで、

 私たちは人生の中で、

 より価値あるアウトプットを、

 決定的に出しやすくなります。

 

 ゲシュタルト療法のセッションの中では、

 ごく自然な形で、この軽度な変性意識状態に、

 入っていくこととなります。

 セッションのプロセスに習熟していくことは、

 変性意識状態に入るスキル自体を、

 高めていくことになるのです。

 

フロー体験について

「至高体験」の効能と、自己実現

アイデンティティの極致としての至高体験
「完全なる体験」の因子と、マズロー
気づきawarenessと自己想起self-remembering

自己想起self-rememberingの効能
登山体験 その意識拡張と変容
変性意識の治癒効果

 

 

2.NLP(神経言語プログラミング)とは 普及・効果・課題

 

→NLPの特性や利用法について、記しています。

 NLPは、ゲシュタルト療法を、

 その淵源のひとつにしていますが、

 ベイトソンの学習理論などとともに、

 私たちの心やコミュニケーションのシステムを、

 うまく解説する理論を持っています。

 

→ただ、世の中で、

 既製品の形で販売されているNLPは、

 多くの可能性を失ってしまっています。

 

→ここでは、NLPの特性、限界や可能性、使用法等、

 NLPのヴィジョンを活かすための視点を、

 取り上げています。

 

日本のNLPは、なぜ退屈なのか
効果的に作用するNLPのフレームとは
NLPニューロ・ロジカル・レベル(神経論理レベル)の効果的な利用法
知覚と感情が編成する、この世界 サブモダリティとエンプティ・チェア
NLP・ゲシュタルト・夢見
才能における相補性 NLPとビートルズ
サブモダリティの拡張 NLPとビートルズその2

 

 

3.「英雄の旅」とは

 

・神話学のモデルとして、

 ジョゼフ・キャンベルによってまとめられた、

 「英雄の旅(ヒーローズ・ジャーニー)」は、

 心理学から、映画のシナリオ術、

 マーケティングのコピーライティングまで、

 幅広い領域で、活用されています。

 それは、このモデルの普遍性のためともいえます。

 

・そして、このモデルはまた、

 変性意識状態(ASC)を含む、

 私たちの心の構造を理解する上でも、

 ヒントの多いものとなっているのです。

 

・この神話モデルは、

 私たちの人生のおける探求の方法論、

 心の変化・変容のモデル、

 創造的なアウトプットをつくるためのパターン、

 等々と、さまざまな場面で、

 活用できる実践的なツールとなっているのです。

 

 

4.体験的心理療法

 

→ゲシュタルト療法が広まった時代的背景(1960年代)や、

 近い位置にあった、心理療法・方法論を知っておくことは、

 とても大切なことです。 

 ゲシュタルト療法や、変性意識状態(ASC)を、

 深く理解し、原理的に応用する上でも、

 参考になる点が多くあるからです。

 

心身一元論的・ボディワーク的アプローチ
ブリージング・セラピー(呼吸法)Ⅰ 事例
ブリージング・セラピー(呼吸法)Ⅱ Basic Perinatal Matrix BPM
へリンガーのファミリー・コンステレーション

 


 

5.禅と日本的霊性

 

→私たち日本人にとって、「禅」的なるものは、

 精神の基底的な風景として、存在しています。

 それは必ずしも、仏教の一流派・一方法論という、

 意味に限定されるものではありません。

 ここでは、ゲシュタルト療法に関連して、

 その基本事項を少し記しています。

 

禅と日本的霊性
大地性と待つこと

 

6.野生と自然

 

→変性意識状態(ASC)を通して、

 心の深層を探求する道は、

 心の基底にある〈自然nature〉

 という大きなものに、

 私たちを、たどり着かせます。

 

 心理療法をはじめとした、

 近代的・人工的な方法論は、

 どこかで欠点を持つものです。

 ここでは、

 そのような限界を超えて、

 私たちの存在を基礎づける、

 〈自然〉=私たち自身について、

 見ていきます。


野生の気づきとは
シャーマニズムについて
発声とエネルギー
登山と瞑想
野生の夢見

 

 

※変性意識状態(ASC)や夢見を含む、

より総合的な方法論については、拙著↓

入門ガイド

『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』

および、

『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法』

をご覧下さい。

 

↓動画解説「総合サイト案内 フリー・ゲシュタルト・ワークス ゲシュタルト療法/変性意識/創造性開発/流れる虹のマインドフルネス」

 

※気づきの訓練や、変性意識状態への入り方などの入門ガイドは、コチラ↓

 動画「気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス」

 

※多様な変性意識状態や、英雄の旅、野生、大地性(日本的霊性)についてはコチラ↓

 『拙著『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法』』

 ↓動画「ゲシュタルト療法 変性意識状態 エクスタシィ(意識拡張)」

↓動画解説「映画『攻殻機動隊』ゴーストGhostの変性意識」 新約聖書/聖霊/サイケデリック/チベットの死者の書/マインドフルネス

↓動画解説『サイケデリック(意識拡張)体験とメタ・プログラミング』 変性意識/攻殻機動隊/チベットの死者の書/ジョン・C・リリー

↓動画「変性意識 映画『マトリックス』のメタファー 残像としての世界」

 

↓変性意識活用法 意識拡張と創造性

 

↓変性意識活用法その2 現代的(心理学的)シャーマニズム

 

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